親爺に電話が来ました。
「・・・・時間無いからお任せは出してやれねぇけど・・メニューから選んでもらうけど・・いいか?」
電話、終わりました。
親爺のお友達でも来るのかと思いましたら・・・。
円山のワインバーSORAEのオーナーソムリエさんよりのお客様のご紹介でございました。
十数年前にほんの少し・・杯を酌み交わした切りの青年は、(一期一会 より)
http://chachamaru.cocolog-nifty.com/matathu/2012/01/post-5ff3.html
飲食業に於いての接客の最高峰まで修行を積み、現在に至るのでございますが、
その方のお客様をお迎え・・・となりますと・・・。
いえ!親爺の料理に遜色のあるはずもなく。
心配なのはこの・・わ・た・し!!!女将でございます!!
ドタバタと大口を開けて笑うそんなカジュアルなわたくし・・。( ̄○ ̄;)!
キリリとしたヨーロッパな接客を常としておられるお客様が女将の元へ・・・。
この午後の井戸端会議のおばちゃん的な女将。
接客に於きましてはそれくらいの開きがございます。
(どうかSORAEさんに恥をかかせる事がありませぬように!頑張れ自分!)
お客様のお飲み物は・・・。
「シャンパンありますか?」
いや~~~ん!やっぱり~∑(=゚ω゚=;)
シャンパンはご常連様の「泡も合うかな」とのお言葉に用意しておりますものがございますので、ご希望に沿います事は簡単な事にございますが、
「シャンパン」と言われました時点で女将の頭の中は良からぬ負の妄想が・・。(苦笑)
コルクが覆った布巾から飛び出して壁にポコン!・・とか。。殆どの液体が泡となって溢れるとか・・。
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
ところが、お客様、「僕がしますから」と女将のアタフタとした心の内を読み取る様な優しく、さり気ないお言葉。
更に、「次からはメニューから選ばさせていただきますね」と。
焼酎のお湯割りをお出しして、お客様ご希望の真ツブのお刺身の肝のお話をする頃にはいつもの女将が帰ってきました♪
ほんの数分の事ですが、お客様がお席にお着きになって、お飲み物を一口召し上がるまでの時間が、
女将にとっての大切な一仕事なのでございます。
お客様の一口目の飲み物の後の「は~♪」や、「ほ~~」がより大きなくつろぎで、安らいだものにするお手伝いが女将のお仕事なのでございますから。
たった数分の事柄がこの様な長文になります程の緊張感でございました。
接客に緊張はつきものでございます。
そう考えますと女将にとりまして良い勉強が出来ました出会いでございます。
いつもながら、お客様の優しさの元に、成り立っております、女将でございます。
お客様の暖かいお心に常の感謝。
またつ 女将。
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